リガ旧市街は、ラトビアの首都の歴史的そして地理的中心部にある、石畳の通りと豊かな建築物が特徴の人気の街です。
旧市街でリラックスして楽しみましょう
・旧市街で最も狭い通りであるロゼナ通り(Rozena)で腕を広げ、両側の壁に触れてみましょう
・リガのTOP10レストランの中の一つで食事をしましょう
・高さ72mの聖ペテロ教会の塔から、旧市街のカラフルな建物やリガの素晴らしい景色を見ることが出来ます
・スカルヌ通り(Skarnu)にある美術品や工芸品のお土産屋さんを覗いてみましょう。ここでは、街の豊かな貿易の歴史についても学ぶことが出来ます。
・聖ヨハネ教会(John’s Church)や修道院の中庭を訪れて、リガの中心部で静けさを感じてみましょう
・たくさんあるアートギャラリーや歴史博物館で楽しみましょう
・旧市街に数多くあるミュージッククラブに行ってみましょう
リガ ― ハンザ同盟の国
中世時代、リガには強力な港があり、バルト海と北ドイツによる貿易や経済の都市同盟であるハンザ同盟の主要メンバーの一員でした。この時代の繁栄を見るには、小ギルドホールと大ギルドホール、ブラックヘッド会館へ行ってみてください。
リガ旧市街の建築
狭い石畳の通りが印象的なリガ旧市街には、中世時代の豪華な建物だけではなく、様々な時代のユニークな建築スタイルを見ることが出来ます。
職人と芸術家の家
成長し続けるリガの街にある建築物は、当時の職人や芸術家達によって建てられました。旧市街を歩けば、当時、街がどのように発展し建設されて行ったかがわかるでしょう。旧市街の建物は、歴史の様々な状況の中で変化しながら建設されてきました。ロマン主義、ゴシック、バロック、折衷主義、モダニズムなど、様々な建築様式で建てられた500を超える建物が特徴となっています。
例えば、17世紀から18世紀の裕福なドイツ人の生活が再現された古い館の博物館、それぞれ別の時代に建てられた建物が3棟並んでる三人兄弟の家、リガ城、火薬庫、その他多くの建築的及び歴史的に重要な建物があります。
旧市街にある教会
比較的限られたこの地域では、5つの宗教宗派がお互いに平和に共存することが出来てきました。それぞれの宗派には独自の教会スタイルがあります。
リガ旧市街で最も有名な教会:
リガ大聖堂 – 13世紀に建てられたラトビアのルーテル教会の大聖堂で、壮大で美しいパイプオルガンがあります。
聖ペテロ教会 – 市内で最も高い塔と展望台がある教会。
聖ヤコブ教会 – ラトビアのローマカトリック教会の枢機卿にあたります。
文化的ランドマーク
・1967年、旧市街は国の保護区として認められる
・1987年、都市計画でランドマークとなる
・1997年、リガの歴史的中心部はユネスコの世界遺産に登録される
・2007年、旧市街のパノラマとシルエットのおかげで、リガはヨーロッパ遺産ラベル(European Heritage Label)を取得する
・旧市街のほとんどの建物は文化遺産のランドマークのステータスを持っている
リガの歴史
リガは1201年にアルベルト司教によって設立され、1225年に市となりました。ダウガワ川のほとりにあるこの場所には、原住民のリーヴ人が住んでいましたが、リガの歴史はドイツとキリスト教の文化に深く関連しています。
1282年、リガはハンザ同盟のメンバーとなり、重要な貿易都市としての地位を強化しました。何世紀にも渡り貿易の中心地として発展し、後に産業の中心地にもなりました。また、19世紀まで、スウェーデン、ポーランド、ロシアの支配下にあったにも関わらず、ドイツ都市として発展しました。 しかし現代では、発展と大きな役割をラトビア人が果たし始めています。