ラトビアはEUのメンバーであり、旅行者はEU諸国と同じルールが適用されます。シェンゲン協定実施国であり、EU諸国から移動してきた場合、入国審査はありません。ロシアとベラルーシに関しては例外です。
ラトビアはシェンゲン協定に加盟しており、シェンゲン協定加盟国間の国境は国境管理されていないため、欧州連合の市民と第三国国民はシェンゲン協定加盟国内を自由に旅行できます。リトアニアまたはエストニアから車またはバスでラトビアに到着する場合、またはシェンゲン協定加盟国からフェリーまたは飛行機で旅行する場合は、国境管理を通過する必要はありません。ヨーロッパ以外の各国(下記参照)に関しては、ビザなしで入国いただけます。
アメリカ、カナダ、オーストラリア、ブラジル、ブルネイ、チリ、グアテマラ、ホンジュラス、香港、イスラエル、日本、ニュージーランド、 韓国、コスタリカ、マカオ、マレーシア、メキシコ、ニカラグア、パナマ、パラグアイ、エルサルバトル、シンガポール、ウルグアイ、ベネズエラ、EU加盟 国、スイス、アイスランド
ラトビア滞在
到着日から6ヶ月間で合計90日以内の滞在の場合、ビザなしで可能です。それ以上滞在する場合、在留許可を申請しなければなりません。さらに詳しい入国情報はラトビア外務省やラトビア国境警備のホームページでご確認ください。
ラトビアをご旅行の際は、必ず海外旅行保険の加入が義務付けられています。
通関について
EUを旅行する方は、欧州連合加盟国に持ち込まれる可能性のあるいくつかの製品(タバコ製品、アルコール飲料、コーヒー、燃料)について最大持込量に制限があります。上限を超えた場合は商品を申告し、超過商品に適用される物品税を支払う必要があります。
第三国から欧州連合に旅行する場合、物品税やその他の商品にはさまざまな制限があります。
ラトビアを含む欧州連合に到着する人は、持ち運ぶ可能性のある食品に関する厳格な規則を遵守する必要があります。肉および肉製品、牛乳および乳製品は、自家消費のために欧州連合に持ち込むことはできません。
ラトビア国内で手工芸品を購入した場合、たとえば肖像、書籍、絵画などは50年以上古いもの、また300ラッツを超えるものは、アンティーク持ち出し許可 が必要となります。文化遺産保護検査局に申請してください。(19 Mazā Pils Street, Riga)。
投資家の皆様
近年入国管理法が改訂され、海外の投資家でラトビア国内の土地購入、または会社を設立する場合、5年を限度に一時在留許可を申請していただきます。この申 請の適用範囲は、自己資本が最低25,000ラッツで、5人以上の従業員を雇用し、毎年10,000ラッツの税金を納めているか、国内に土地を購入し、そ の査定額が100,000ラッツ以上(リガ市内または大都市)であること、その他の土地の場合50,000ラッツとされています。この在留許可はラトビア 国内だけでなく、シェンゲン協定諸国にも適用されます。