自然
ヴィゼメにはラトビアで唯一岩の多い海岸があり、海抜311.6mのラトビアで最も高いガイズィンシュ山(Gaizins)があります。
堤防沿いの美しい砂岩の崖で有名なガウヤ川にはラトビア最大の白い砂岩のスィエティニエズィス(Sietiņiezis)があり、荘厳な松林に囲まれています。ラトビア最大の洞窟であるグートマニャもガウヤ川沿いにあります。これらのユニークな場所を自分の目で見るには、ラトビア最大最古の国立公園であるガウヤ国立公園を訪れみましょう。ガウヤ国立公園は木々が色付く秋の紅葉シーズンに多くの人々で賑わいます。この時期は公園が最も美しい時期で、自然が夏に別れを告げ何千もの色合いに木々が色付きます。
ヴィゼメの都市と街
スィグルダ
スィグルダは街を囲む様に複数の丘や山があることから「ヴィゼメのスイス」と呼ばれています。バルト諸国で唯一のケーブルカーもあり、ガウヤ川の峡谷を繋いでいます。歴史の好きな方には、ぜひトゥライダ博物館の訪問をお勧めします。ラトビアで最も人気のある博物館の一つで、ここでは今も語り継がれるトゥライダのバラの悲劇のラブストーリーを学び、高さ30mの塔に登ってガウヤ川の渓谷の壮大な景色を楽しむことが出来ます。
ツェーシス
ツェーシスは、町の中心部に新たなコンサートホールがオープンしたことで、ヴィゼメ州の文化の中心地になるでしょう。毎年夏には、地元の活動家がトップレベルのコンテンポラリーアートフェスティバルを開催し賑わいます。この町のバーやカフェはとても魅力的で、リガやその他の都市からも若者がツェーシスに旅行するほどです。ツェーシスは中世に建てられたお城に誇りを持っており、観光客からも大変人気があります。ガイド付きツアーで歴史の物語を聴き、馬上槍試合の体験や中世料理などの特別なプログラムが皆様をお待ちしています。
ワルミエラ
急勾配の崖の上にあるワルミエラは、その特徴的な景色で有名です。サユートゥ・タカ(Sajūtu taka)という感覚の小道は、裸足で歩くことで五感を刺激してみてください。
ワルミエラのすぐ近くにワルミエルムイジャ醸造所があり、ラトビアでトップ3に入るほど最高のビールを作っています。ここを訪れる外国人観光客にも大変人気で、その名声はラトビアの国境を超えて広がっているでしょう!
リーガトネのハイキングコースは、ラトビアの動物相において特徴的な野生動物や野鳥を見る良い機会を与えてくれるでしょう。また、リーガトネは19世紀の建築で有名な製紙工場の村で、手付かずのまま残る工場跡も見所の一つです。廃墟となった製紙工場には、今ではショップが入っていて、例えば、ルストゥーズィス(Lustažs)にある地元で生産されたワインやシュナップスを試飲できる店などです。
海辺での休息とリラックスをしたい旅行者には、サウルクラスティ(Saulkrasti)とサラツグリーワ(Salacgrīva)がお勧めです。フレンドリーな漁師たちによって、何世紀も前の伝統的な方法で燻製にした美味しい魚介類が楽しめます。